生活記事一覧

 認知症の治療をする。この言葉から、どんな風景を想像するでしょうか?「お薬を出しておきますね。」それ以外の治療は思いつかないという方が圧倒的に多いかと思います。 でも実は、薬以外の生活習慣を改善することで、本人の状態は著しく変わります。認知症は、生活習慣病そのものなのです。なぜ医者は生活習慣についてあまりアドバイスをしてくれないの?と思われるかもしれません。そもそも知らないのかもしれないし、興味が...

嚥下障害・流涎の対策●ACE阻害薬  タナトリル 1.25mg ACE阻害薬は血圧を下げる降圧剤です。咳が出るのは、高血圧の方にとっては副作用ですが、裏を返せば咽頭反射が高まっているとも言え、咽頭反射が低下して誤嚥しがちな方にとっては主作用(望ましい薬の作用)になります。 降圧剤なので、日頃の血圧が低すぎないかに注意して使います。●プレタール 50mg●アマンタジン(シンメトレル)25mg●半夏...

 アクサ生命が60-70歳台に行ったアンケート「介護状態になっても食べるのをあきらめたくないもの」寿司(54.2%)刺身(39.0%)を筆頭に、天ぷら・ラーメン・焼き肉・すき焼き・うな重・ステーキ・カレーライス・しゃぶしゃぶが上位10位を占めました。カレーライス以外は…施設で出そうもないメニューばかりですね。 介護施設が一概にダメなどと言うつもりは毛頭ありませんが、やはり自分の好きな物を好きなタイ...

 認知症の方が急にソワソワする、怒りっぽい、幻視妄想などの変化があった場合、まずは便秘を疑う。 これは介護現場などでは、多くの職員に共有されている事実だと思います。 PTである三好春樹先生は、BPSD(行動心理症状の原因を1)便秘 2)脱水 3)発熱 4) 慢性疾患の悪化 5)季節の変わり目 6)薬の順に調べていくことを勧めています。最初に便秘が述べられていますね。三好氏の本の中でも「排泄最優先」...

 パーキンソン病は司令塔である脳に主な原因がありますが、体の動きは司令塔のみで決まるのではありません。症状ゆえにどうしても運動量が減ってしまい、下肢の筋力が低下したり、関節が硬くなってしまうことも更に活動性を低下する原因になります。司令塔である脳をいくら薬で賦活しても、末梢の実戦部隊である筋肉や関節が弱小では、片手落ちですよね。実際、筋力低下が強い状態では、薬は有効に作用しないのです。筋肉もしっか...

‘寝たきり’とならずに元気に寿命を全うしたい。これは誰もが願うことですよね。 日本では、男性で男性で平均9年、女性で12年、病気や寝たきりの期間があると言われています。 寝たきりの3大原因・認知症・脳梗塞や脳出血・転倒して骨折(整形外科的な要因)  実は、この3大要因すべての確率を低くしてくれる重要なアクションがあります。それは、「歯科を受診する」こと。「痛くなったから歯医者に行く」ではダメです。...