認知症の4タイプがイメージできますか?

 認知症の代表的な4タイプとは、

 

・アルツハイマー型認知症
・レビー小体型認知症
・前頭側頭型変性症(ピック病・意味性認知症・進行性非流暢性失語)
・脳血管型認知症

 

の4タイプがあります。

 

認知症4タイプを総括

 

 それぞれのタイプの詳細は各項で読んでいただくとして、今回はざっと駆け
足で確認します。大まかなイメージが浮かべばOKです。

 

●アルツハイマー型
見た目はいたって普通で、短時間の会話では気づかれにくい。
健脚で自由に歩けるが、道に迷って帰れなくなることがある。

 

●レビー小体型認知症
 パーキンソン症状があり、表情が暗めで声が小さい。歩行が小刻みで転びやすい。
意識障害型と言われ、原因不明の意識障害や、日中も傾眠する傾向あり。
幻視が見えることもある。薬剤過敏性があり投薬には注意。

 

●前頭側頭型変性症
・ピック病は、介護者泣かせ。大声で突然怒ったり手をあげることがある。介護者の姿が見えないと大騒ぎをする。
・同じところをグルグル回ったり、時刻表のように同じパターンで行動することにこだわることもある。
・意味性認知症は、一見アルツハイマーに見えるが、言われた言葉の意味がわからない失語が特徴。進行するとピック化する。

 

●脳血管性認知症
・脳梗塞や脳出血の後遺症として起こる。神経連絡不全病とも言われ、思考がゆっくりとなり返答に時間がかかる。怒りっぽくなる方もいる。
感情失禁と言われる泣き笑いの表情が特徴的。夜間せん妄に注意。
しばしばアルツハイマー型と合併している。

 

 このうち、とりわけ治療の質によって状態がよくも悪くもなるのは、レビー小体型とピック病の2つです。2タイプの診断を受けた、もしくはアルツハイマーと診断されたけれどもしかするとこの2タイプのいずれでは…と家族が疑った場合には、ぜひ診断と治療の項を読んでみて下さい。
「レビー小体型だとしたって、治療なんてありませんよ。」などと不勉強なことを言う医師もいるので、家族が勉強をしなくては本人を守ることは出来ません